Information

福島市初のソーラーシェアリング見学会

12月18日、雪の福島市でNPO銀座ミツバチプロジェクト主催の見学会があり、推進連盟から理事の高澤と井上が参加しました。2018年から稼働、福島市では初となるソーラーシェアリング荒井ビーガーデン発電所は5.5kwパワコンが9台、49.5kwの設備を、農業生産法人銀座ミツバチが売電しながら蕎麦を栽培しています。白坂理事長、田中副理事長さんに案内して頂きお話を伺いました。

「今年は蕎麦の収穫は200kg以上。福島市の有限会社やない製麺で、20%の蕎麦粉を混ぜたスパゲッティ麺を作り、銀座のレストランや社会福祉法人、地元スーパーでも販売。ふるさと納税返礼品にもなっている。」「福島市と銀座ミツバチプロジェクトの交流は古く震災前から銀座の中学校と福島市の中学校の交流などもあり、来年2月1日にはNPO銀座ミツバチプロジェクトと福島市が提携協定を結ぶことになった。具体的にはこれから福島市の耕作放棄地にソーラーシェアリングを建設する計画がある。発電した電力は首都圏の大学等が購入したいと、すでに話がある。」と言うことです。

銀座ミツバチプロジェクトは、銀座のビルの屋上で養蜂を行い、サツマイモも栽培、福岡の豊前市で「芋人imojin」という名前で焼酎を作っています。このプロジェクトに千葉県のソーラーシェアリング上総鶴舞や宝塚すみれ発電からもサツマイモを出荷し参加しています。「銀座」というネームバリューを活かして地域と連携する、発電のみならずソーラーシェアリングの下の作物を加工して名産品にしていく開発力が素晴らしいと感じました。

NPO銀座ミツバチプロジェクト主催の見学会(福島市にて)
【NPO銀座ミツバチプロジェクト主催の見学会(福島市にて)】

-理事 高澤 真(ソーラーシェアリング上総鶴舞)-

関連記事

ページ上部へ戻る