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地域に根ざした広がりを見せる ソーラーシェアリング

 

先ごろ千葉県・匝瑳市で開催された「匝瑳ソーラーシェアリング収穫祭」の様子が、ソーラーシェアリングWebにて紹介されましたので、転載にてご紹介します。


地域とのつながりを強めるソーラーシェアリング

持続可能な農業、そしてそれを取り巻く地域の活性化をも実現するソーラーシェアリング。昨今は、日本各地でそんなソーラーシェアリングの実力を証明するかのような例が、多く聞かれるようになってきた。

今や“ソーラーシェアリングの聖地”として、日本のみならず海外からも視察団が頻繁に訪れる千葉県匝瑳市でも、先ごろ「ソーラーシェアリング収穫祭」が開催され、そんな地域とともにあゆむソーラーシェアリングの広がりを感じさせる盛況ぶりを見せた。

11月18日(日))。「太陽の恵みを分かちあおう!」という呼びかけで集まったのは、約1,000人。主催である市民エネルギーちばの東光弘氏によると、初開催となった昨年から約300人増しの盛況ぶり。

催しの内容も、地元の農産物を買えるファーマーズマーケットや、名物となった地元太巻きやオーガニックな食材を使った焦がし焼きそばなどが食べられるフードコーナー、あのpatagoniaも参加したワークショップ、ソーラーシェアリング考案者である長島彬氏の講演や「22世紀の村つくりトーク」と題した一連のトークステージなど、文字通りの盛りだくさんなものだった。

 

「昔から地域に住んでいらっしゃる方と、新しく移住してきた新住民の方、地域外からいらっしゃる方々も含め、みんなが一緒になって、文字通り太陽と土の恵みを分かち合える祭りにしたいと願い今年も開催しましたが、多くの方にお越しいただき、心から感謝しています。ただ運営面では、まだまだ至らないところも多々あって、反省材料も残りました。今年は地元匝瑳市ならではの伝統的なお神輿・お囃子、箕作りの実演など、昨年よりさらに内容も充実できて嬉しく思っています。これまで続けてきた活動が、例えれば大地に張った「根」の太さだけでなく、そこからさらに細かい「ひげ根」も伸び始めているのが実感できた、と言ったところでしょうか(笑)」(市民エネルギーちば・東さん)

 

 

農作物同様、豊かな実りのためには、細やかな手入れも不可欠。ソーラーシェアリングをひとつの核(コア)として、地域のつながりが広がり、また深まっていく好例だと感じる催しだった。

 

[Data]

ソーラーシェアリング収穫祭2018
■主催:ソーラーシェアリング収穫祭実行委員会
■共催: 市民エネルギーちば合同会社 / アースデイちば実行委員会 / 匝瑳ソーラーシェアリング合同会社 /
■協力:NPOソーサ・プロジェクト / NPOグリーンタートルズ/ 北総東武土地改良区 飯塚分区/ 飯塚開畑環境保全会
■協賛: patagonia / 千葉エコ・エネルギー株式会社/ 農業生産法人Three little birds合同会社 /アース ガーデン/阿部建設(㈱ / ㈲アイエスユー/ ㈱セガワ/ NPO法人ワーカーズコープ
■後援:千葉県 / 匝瑳市/ 匝瑳市教育委員会

◯お問い合わせ
ソーラーシェアリング収穫祭実行委員会
千葉県匝瑳市飯塚1037-1
Tel/Fax 0479-85-6760
Mail: higashi@energy-chiba.com

 

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