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インドも本格的なソーラーシェアリングの取組みに向けて始動

インドではソーラーシェアリングが既に22カ所の商用および3カ所でパイロットプロジェクトが計画されています。その詳細は、インド太陽光発電連盟(NSEFI)が今回アップデートしたレポートに詳しく載っています。
◾️”Agrivoltaics in India” https://www.agrivoltaics.in/publications

今回その発刊と「インド営農ソーラー連盟(Agri-PV Alliance of India)」の結成を記念して、インドのゴア市で開催された第14回クリーンエネルギー大臣会合(CEM14)/第8回ミッション・イノベーション(MI-8)閣僚会合(日本からは西村大臣などが参加)にてサイドイベントが開かれました。主催は、インド太陽エネルギー連盟(NSEFI)、 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、 グローバル・ソーラー・カウンシル(GSC)、インド・ドイツエネルギーフォーラム(IGEF)の4団体。「農業再生可能エネルギーのためのグローバル政策決定者対話」と銘打ったラウンドテーブルには、インド太陽エネルギー連盟(インド)、IRENA(国際機関)、giz (ドイツ政府)、Next2Sun(ドイツ民間)、フラウンホーファー研究所 (ドイツ)、スマートエネルギー協会(オーストラリア)、環境エネルギー政策研究所/ソーラーシェアリング推進連盟(日本)から7人が登壇しました。私は両組織を代表して、日本のソーラーシェアリングの現状と課題を共有しました。

NSEFIでは過去7年間、インド国内のソーラーシェアリングの現況調査や実証に取り組んできました。今後は、その成果を生かしてビジネスモデルを構築して国内転換を図っていきたとの士気が最高潮に達しています。前日に行われたB-to-Bミーティング(日独豪印)では、各国がその特色と強みを生かして協働で事業開発をしていくことが約束されました。

世界第2位の耕地面積(約3億9500万エーカー(1億6000万ヘクタール)、しかもその半分以上に当たる世界最大の灌漑農地面積(約2億1,600万エーカー(8,700万ヘクタール)を擁するインドのこの分野におけるポテンシャルは計り知れません。また、インドはDCポンプを使った灌漑ソーラーでは世界のフロントランナーでもあり、我々も学ぶところが大です。間違いなく今後も積極的に交流、技術交換を続けていきたい国の一つだと思います。

-理事 田島 誠(環境エネルギー政策研究所)-

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