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アフリカからの留学生がソーラーシェアリングを視察

8月21日、22日、千葉県市原市のソーラーシェアリング上総鶴舞にアフリカからの留学生が視察に来ました。これはJICE(Japan International Cooperation Center)が実施している夏季インターンシップの一環で、日ごろは全国の大学で勉強している留学生が自分のテーマに沿って見学地を選べるという制度です。窓口はNPO世界環境改善連合で2018年から受け入れを実施。毎年4から5名を受け入れてきました。留学生の関心は治水や機械化、野菜工場などです。

まず1日目は、ソーラーシェアリング上総鶴舞の圃場で、サツマイモや落花生、ブルーベリーなどの栽培の様子を見学しました。初めてソーラーシェアリングを間近で見る留学生もいて、パネルによる営農への影響や、売電による収入など質問がありました。見学のあとは、圃場で採れた野菜を一部販売している道の駅に行き「産直」の仕組みなどを学びました。

2日目は、 市原市内にある高滝ダムを視察。記念館では、かつて水害が多かった地域にダムができて水害はなくなり、田んぼへの水の供給により安定的に水稲が収穫できるようになった歴史を説明。大正から昭和の初めにソーラーシェアリング上総鶴舞の敷地内にも旧のU字溝型用水路があったことも説明、農業遺跡を見学した。その後、ドローンによるソーラーシェアリングのパネル点検のデモンストレーションを行った。留学生は数年後各国で重要な働きをすることになるとともに日本との交流も続いていくと思われます。

-理事 高澤真(ソーラーシェアリング上総鶴舞)-

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