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台湾農業部が匝瑳のソーラーシェアリングを視察

8月26日、中華民国農業部農業研究所のご一行様が匝瑳のソーラーシェアリング設備の視察に訪れました。農業部は日本で言えば「農水省」にあたる組織とのことです。台湾では、日本と同様の理由で耕作放棄地が著しく増加しており、農地の違法転用が多く問題になっているそうです。このため農政部門は営農型太陽光発電については慎重姿勢とのことでした。営農型太陽光は現状、養魚場などの上に設置する例が多いとのことでした。

通訳の時間がかかることもあり、今回は両面受光セル採用の2.7メガ、不耕起栽培を行っている高圧2号機、開発中の最新1列セルを採用した低圧実証機のそれぞれ3個所のソーラーシェアリング設備をご覧いただきました。質疑応答、記念撮影の後、昼食もご一緒して細かなご質問にも丁寧にお答えしました。

耕作放棄地問題への対応策は固まっていないとのことですが、匝瑳の事例をもとに、ソーラーシェアリングという方法を提案できる可能性を強く感じていただけたと思います。

-理事 宮下朝光(市民エネルギーちば株式会社)-

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